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子どものころの記憶ほど、あてにならないものはない。そろそろ黄昏どきになり、クタクタになって遊びから帰る午後6時ごろ、風呂の次には夕食が待っていた。原っぱでの草野球に、防風・防砂林の松林での“基地”づくり、夏なら午後いっぱいプールで泳ぎ、たまには浜辺に出て三浦半島や伊豆半島を眺めながら難しい蝉凧Click!揚げと、遊びたい放題に遊んでいた時代だ。わたしが小学生だったとき、1960年代後半の海岸っぺりClick!に住んでいたころの情景だ。
親父は当時、忙しい設計や建設の仕事Click!に忙殺されていたのでたいていは帰りが遅く、先に夕食を済ませては宿題もせずにあとは寝るだけという生活だった。夕食をとりながら居眠りをしないよう、特別にTVを観ながらの食事が許されていた時間だ。そのとき、6時30分からはじまるドラマを観ていたのだが、なぜか強く印象に残っている。NHKの『素顔の青春』という連続ドラマで、キリスト教系の病院に付属する看護婦養成学校の物語だったと思う。もっとも、ドラマのタイトルはずいぶんあとから判明したもので、数年前まではとうに忘れていた。
ドラマ名が判明したのは、そのテーマソングのメロディや歌詞をかなり憶えていたからだ。小学生の記憶力はあなどれない……と、タイトルとは矛盾するようなことを書いてしまうが、先年、何気なく60年代のCMをYouTubeで検索していたら、倍賞千恵子が唄う『虹につづく道』Click!という曲がひっかかった。憶えていた歌詞やメロディから、「もしや?」と思って聴いてみると大当たりだったのだ。作詞が岩谷時子で、作曲がいずみ・たくだったというのも知った。そして、このテーマソングが使われたドラマが、『素顔の青春』(NHK/1967年)というタイトルだったことも判明した。
小学生のわたしが、なぜNHKの看護婦養成学校を舞台にした、子どもにはたいして面白くもなさそうなドラマを好んで観ていたのかといえば、「マタンゴ」でゴジラよりも強いキングギドラを連れてやってきた「X星人」の水野久美Click!が、白衣の看護婦役で出演していたからだ。この南洋の島に棲息するキノコのお化けから怪獣連れの宇宙人のあと、ほかでもない白衣の天使に姿を変えた水野久美が、子ども心に気になって気になってしかたがなかったのだ。だから、ほかの若い看護学生役の女の子たちなどどうでもよく、ただ水野久美の出演のみに興味が集中して観ていたのを憶えている。
だが、あくまでも阿部京子や春丘典子、伊藤栄子、摩耶明美の4人の看護学生たちが物語の主人公であり、彼女たちがさまざまな経験を重ねて一人前の看護婦になるまでを描いた青春ドラマなので、いつも水野久美が登場するとは限らない。だから、彼女が出てこないと遊び疲れから、夕食の途中でつい居眠りをはじめてしまうのだ。すると母親が、「ほら、X星人が出たわよ!」と叫んで起こしてくれ、わたしはハッとして急いで白黒のTV画面に目を向けると、看護婦姿の水野久美が映っていて満足しながら食事をつづける……というような光景が日々繰り返された。
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キリスト教系の看護婦養成学校では、入学して数年たつとチャペルの祭壇にある十字架の前で「戴帽式」が行なわれる。火のついた蝋燭を片手に、彼女たちはナイチンゲールの誓詞を読み上げるのだが、子ども心にも強く印象に残るシーンだった。大人になってから、ドラマのモデルになった病院に付属する看護学校とは、築地にある聖路加病院Click!か下落合にある国際聖母病院Click!だったのではないかと、漠然と想像していた。ところが、『素顔の青春』はNHK大阪が制作したドラマであり、大阪市内にあるという設定の「城南大学付属看護学院」が舞台だったのだ。
改めて出演者を見ると、当時のわたしはまったく気づかなかったが、大阪出身の俳優たちが大半を占めている。同作品の出演者は、主人公である上記4人の看護学生と水野久美をはじめ、毛利菊枝、小坂一也、北沢彪、門之内純子、中村芳子、大塚国夫、近藤正臣、久富惟晴、中村雁治郎、浪花千栄子、西山辰夫、伊吹友木子、加島潤、桜田千枝子、曾我廼家明蝶、小田草之介、山田桂子、池田和歌子、武原英子などだ。彼ら(彼女ら)の多くは、まちがいなく大阪弁を話していたはずなのだが、まったく印象に残っていないのは、水野久美や看護学生たちが関東弁をしゃべっていたせいだからなのか?
このドラマは、NHK総合テレビの月曜から金曜までの午後6時30分から放映され、1年間もつづいていたらしい。毎日、倍賞千恵子が唄う『虹につづく道』を夕食どきに聴かされつづけ、「いつ、X星人にもどるのだ?」と看護婦姿の水野久美を観ていたわけだから、どうりで強く印象に残ったわけだ。原作者は、木下惠介Click!プロダクションの脚本家・楠田芳子で、当時のエッセイが残っている。
1967年(昭和42)に発行された「グラフNHK」10月15日号所収の、楠田芳子のエッセイ『“青春”いまむかし』から少し長いが引用してみよう。
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NHKで決めてくれた<素顔の青春>とは、好ましい題名だと思う。一年間、自分のすべてをかたむけてとりくむ作品だから、わたしがきらいなわけはない。この作品の中で、わたしは人間のごく平凡な生活の中にある哀歓を、由紀子という主人公の若い目を通して描き、生きてゆくことの大切さ、美しさを、また平凡な人生の中の心にしみるドラマを書きたいと思った。/看護婦というきびしい職場の中で成長して行く彼女を、わたしは一生懸命自分の心の中に置いて、愛しもし、いたわりもしている。また彼女を囲むたくさんの登場人物のすべてが、わたしの胸の中でブツブツいったり、笑ったりしているような気さえもする。/このドラマのために、たびたび看護学院を訪れ、先生がたや学生の皆さんからお話をお聞きした。教師も学生も、わたしの想像を越えた自由と規律とを持っていることに感慨を抱いたのは歳のせいであろうか。そしてある日フト自分をふりかえってみる。わがままで激しく、そのくせ無力な少女が中都市の大通りをスタスタ歩いている。上級生には敬礼、飲食店には立入禁止、外出には制服着用、髪は三つ編み、スカート丈は床上三十センチ、ひだの数は……ああ、もう忘れました。あれもいけない、これもするな。なにが楽しくて生きていたのかと思うほど制約の多かった学生時代で、いま、わたしの身について時たま子どもたちをあきれさせることといったら、簡単な電気製品の修理であろう。刃物のとぎかた、柳行李をカメの子型に荷作りする方法など、満州の開拓村へ花嫁に行ったときのために教育されたのだから、なんともわびしく、味けない思いがする。
▲
いまだ、生活も思想・信条も不自由だった戦争の記憶が色濃い1960年代、作者の楠田芳子は看護学校の学生たちをうらやましく眺めながら、『素顔の青春』を書いていたのがわかる。「子どもたちをあきれさせる」彼女の得意ワザとは、男たちが前線にいってしまい男手のない“銃後”の生活でも、なんとか女子たちだけで切り盛りできるよう、身につけさせられた生活上の「技術」ばかりだ。
でも、午後6時30分という子ども番組の時間帯で、「人間のごく平凡な生活の中にある哀歓」を描こうとした作品に、「マタンゴ」で「X星人」の水野久美をキャスティングしたらダメでしょ。子どもの頭の中では、あらぬ妄想がどこまでも際限なく拡がりつづけ、「生きてゆくことの大切さ、美しさ」どころではなく、いつ妖しげな媚態から彼女の正体がバレるのか、ウキウキ気分で1年間をすごしてしまったような気がする。
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そういえば最近、水野久美が「マタンゴ」でも「X星人」でもなく、「口裂け女」Click!になったというウワサを耳にしたので、再び「とうとう正体を現したな」とウキウキ気分が再燃している。小学生のころから現在にいたるまで、好きな女優のひとりなのだ。
◆写真上:築地にある1874年(明治7)創立の、聖路加病院の旧・病院棟(1933年築)。
◆写真中上:上は、『素顔の青春』で印象的な戴帽式シーン。中は、同作品で山崎葉子先生役の水野久美(右)。『素顔の青春』関連の写真は、いずれも「グラフNHK」より。下は、もう一生忘れられない「マタンゴ」(左)と「X星人」(右)の水野久美。
◆写真中下:上左は、『素顔の青春』の原作者・楠田芳子。上右は、同ドラマの看護学生・杉本由紀子役の阿部京子。中は、1931年(昭和6)に創立された下落合の国際聖母病院。下は、聖路加病院のすぐ近くにある1874年(明治7)創立の築地教会礼拝堂。
◆写真下:上・中は、ドラマが放映されたころのナショナル・パナカラーと街中を走っていた大衆車ファミリア。下は、倉本聰のドラマ『やすらぎの刻-道』(テレビ朝日/2019年)で「口裂け女」に変身した水野久美。(右から2人目) ちなみに左から右へ、いしだあゆみ、加賀まりこ、浅丘ルリ子Click!、大空真弓、水野、丘みつ子のお化けたち。中でも「お岩」「山姥」「口裂け女」が秀逸で、そのまま『金曜日のお岩たちへ』『バッケが原の山姥』『妖怪大戦争-口裂け女vsマタンゴ-』とかいう映画でも撮ってほしい。
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子どものころの記憶ほど、あてにならないものはない。そろそろ黄昏どきになり、クタクタになって遊びから帰る午後6時ごろ、風呂の次には夕食が待っていた。原っぱでの草野球に、防風・防砂林の松林での“基地”づくり、夏なら午後いっぱいプールで泳ぎ、たまには浜辺に出て三浦半島や伊豆半島を眺めながら難しい蝉凧Click!揚げと、遊びたい放題に遊んでいた時代だ。わたしが小学生だったとき、1960年代後半の海岸っぺりClick!に住んでいたころの情景だ。
親父は当時、忙しい設計や建設の仕事Click!に忙殺されていたのでたいていは帰りが遅く、先に夕食を済ませては宿題もせずにあとは寝るだけという生活だった。夕食をとりながら居眠りをしないよう、特別にTVを観ながらの食事が許されていた時間だ。そのとき、6時30分からはじまるドラマを観ていたのだが、なぜか強く印象に残っている。NHKの『素顔の青春』という連続ドラマで、キリスト教系の病院に付属する看護婦養成学校の物語だったと思う。もっとも、ドラマのタイトルはずいぶんあとから判明したもので、数年前まではとうに忘れていた。
ドラマ名が判明したのは、そのテーマソングのメロディや歌詞をかなり憶えていたからだ。小学生の記憶力はあなどれない……と、タイトルとは矛盾するようなことを書いてしまうが、先年、何気なく60年代のCMをYouTubeで検索していたら、倍賞千恵子が唄う『虹につづく道』Click!という曲がひっかかった。憶えていた歌詞やメロディから、「もしや?」と思って聴いてみると大当たりだったのだ。作詞が岩谷時子で、作曲がいずみ・たくだったというのも知った。そして、このテーマソングが使われたドラマが、『素顔の青春』(NHK/1967年)というタイトルだったことも判明した。
小学生のわたしが、なぜNHKの看護婦養成学校を舞台にした、子どもにはたいして面白くもなさそうなドラマを好んで観ていたのかといえば、「マタンゴ」でゴジラよりも強いキングギドラを連れてやってきた「X星人」の水野久美Click!が、白衣の看護婦役で出演していたからだ。この南洋の島に棲息するキノコのお化けから怪獣連れの宇宙人のあと、ほかでもない白衣の天使に姿を変えた水野久美が、子ども心に気になって気になってしかたがなかったのだ。だから、ほかの若い看護学生役の女の子たちなどどうでもよく、ただ水野久美の出演のみに興味が集中して観ていたのを憶えている。
だが、あくまでも阿部京子や春丘典子、伊藤栄子、摩耶明美の4人の看護学生たちが物語の主人公であり、彼女たちがさまざまな経験を重ねて一人前の看護婦になるまでを描いた青春ドラマなので、いつも水野久美が登場するとは限らない。だから、彼女が出てこないと遊び疲れから、夕食の途中でつい居眠りをはじめてしまうのだ。すると母親が、「ほら、X星人が出たわよ!」と叫んで起こしてくれ、わたしはハッとして急いで白黒のTV画面に目を向けると、看護婦姿の水野久美が映っていて満足しながら食事をつづける……というような光景が日々繰り返された。
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キリスト教系の看護婦養成学校では、入学して数年たつとチャペルの祭壇にある十字架の前で「戴帽式」が行なわれる。火のついた蝋燭を片手に、彼女たちはナイチンゲールの誓詞を読み上げるのだが、子ども心にも強く印象に残るシーンだった。大人になってから、ドラマのモデルになった病院に付属する看護学校とは、築地にある聖路加病院Click!か下落合にある国際聖母病院Click!だったのではないかと、漠然と想像していた。ところが、『素顔の青春』はNHK大阪が制作したドラマであり、大阪市内にあるという設定の「城南大学付属看護学院」が舞台だったのだ。
改めて出演者を見ると、当時のわたしはまったく気づかなかったが、大阪出身の俳優たちが大半を占めている。同作品の出演者は、主人公である上記4人の看護学生と水野久美をはじめ、毛利菊枝、小坂一也、北沢彪、門之内純子、中村芳子、大塚国夫、近藤正臣、久富惟晴、中村雁治郎、浪花千栄子、西山辰夫、伊吹友木子、加島潤、桜田千枝子、曾我廼家明蝶、小田草之介、山田桂子、池田和歌子、武原英子などだ。彼ら(彼女ら)の多くは、まちがいなく大阪弁を話していたはずなのだが、まったく印象に残っていないのは、水野久美や看護学生たちが関東弁をしゃべっていたせいだからなのか?
このドラマは、NHK総合テレビの月曜から金曜までの午後6時30分から放映され、1年間もつづいていたらしい。毎日、倍賞千恵子が唄う『虹につづく道』を夕食どきに聴かされつづけ、「いつ、X星人にもどるのだ?」と看護婦姿の水野久美を観ていたわけだから、どうりで強く印象に残ったわけだ。原作者は、木下惠介Click!プロダクションの脚本家・楠田芳子で、当時のエッセイが残っている。
1967年(昭和42)に発行された「グラフNHK」10月15日号所収の、楠田芳子のエッセイ『“青春”いまむかし』から少し長いが引用してみよう。
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いまだ、生活も思想・信条も不自由だった戦争の記憶が色濃い1960年代、作者の楠田芳子は看護学校の学生たちをうらやましく眺めながら、『素顔の青春』を書いていたのがわかる。「子どもたちをあきれさせる」彼女の得意ワザとは、男たちが前線にいってしまい男手のない“銃後”の生活でも、なんとか女子たちだけで切り盛りできるよう、身につけさせられた生活上の「技術」ばかりだ。
でも、午後6時30分という子ども番組の時間帯で、「人間のごく平凡な生活の中にある哀歓」を描こうとした作品に、「マタンゴ」で「X星人」の水野久美をキャスティングしたらダメでしょ。子どもの頭の中では、あらぬ妄想がどこまでも際限なく拡がりつづけ、「生きてゆくことの大切さ、美しさ」どころではなく、いつ妖しげな媚態から彼女の正体がバレるのか、ウキウキ気分で1年間をすごしてしまったような気がする。
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そういえば最近、水野久美が「マタンゴ」でも「X星人」でもなく、「口裂け女」Click!になったというウワサを耳にしたので、再び「とうとう正体を現したな」とウキウキ気分が再燃している。小学生のころから現在にいたるまで、好きな女優のひとりなのだ。
◆写真上:築地にある1874年(明治7)創立の、聖路加病院の旧・病院棟(1933年築)。
◆写真中上:上は、『素顔の青春』で印象的な戴帽式シーン。中は、同作品で山崎葉子先生役の水野久美(右)。『素顔の青春』関連の写真は、いずれも「グラフNHK」より。下は、もう一生忘れられない「マタンゴ」(左)と「X星人」(右)の水野久美。
◆写真中下:上左は、『素顔の青春』の原作者・楠田芳子。上右は、同ドラマの看護学生・杉本由紀子役の阿部京子。中は、1931年(昭和6)に創立された下落合の国際聖母病院。下は、聖路加病院のすぐ近くにある1874年(明治7)創立の築地教会礼拝堂。
◆写真下:上・中は、ドラマが放映されたころのナショナル・パナカラーと街中を走っていた大衆車ファミリア。下は、倉本聰のドラマ『やすらぎの刻-道』(テレビ朝日/2019年)で「口裂け女」に変身した水野久美。(右から2人目) ちなみに左から右へ、いしだあゆみ、加賀まりこ、浅丘ルリ子Click!、大空真弓、水野、丘みつ子のお化けたち。中でも「お岩」「山姥」「口裂け女」が秀逸で、そのまま『金曜日のお岩たちへ』『バッケが原の山姥』『妖怪大戦争-口裂け女vsマタンゴ-』とかいう映画でも撮ってほしい。