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Channel: 落合学(落合道人 Ochiai-Dojin)
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美術展が起源らしい下町の怪談会。

 今年は、4月末からすでに暑い夏日が断続的につづいているので、暦的には少し早いかもしれないけれど、(城)下町Click!の怪談記事をアップしてみたい。 以前、1928年(昭和3)...

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燃料研究所に隣接した「川口文化村」。

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村山籌子の「三角アトリエ」レポート。

 村山知義・籌子夫妻Click!が住んでいた、上落合186番地の三角アトリエClick!について、室内を詳しく紹介した文章を見つけた。アトリエ内の各部屋について、細々としたことまで詳細なレポートを書いているのはほかでもない、そこで暮らしていた村山籌子(かずこ)Click!本人だ。レポートは、1924年(大正13)8月5日に書かれており、どこか訪問記風な表現となっている。...

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曾宮一念が語る怪談好きの田辺尚雄。

 いまから10年ほど前、拙記事にロックケーキさんClick!が、また昨年にはお名前は不明だが下落合に住んでいた田辺尚雄Click!について、重ねてコメントをお寄せいただいた。少し前の記事Click!で、取り上げるテーマや人物について美術や文学のカテゴリーばかりでなく、これからは音楽分野についても触れていきたいと書いたばかりだ。...

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日本民話の会と「学校の怪談」。

 わたしは、拙サイトで落合地域に現存する(した)店舗や企業の“宣伝”記事を意識的に書いたことは、過去に2~3件ほどしかなかったと思う。ひとつは、江戸期とあまり変わらない製法で胡麻油を製造している小野田製油所Click!と、なにかと原稿書きなどでお世話になった「カフェ杏奴」Click!などだ。きょうは加えてもうひとつ、企業でも店舗でもない組織(団体)の「日本民話の会」を加えてみたい。...

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船山馨の「孤客」と“ネット落ち”。

 下落合4丁目2108番地(のち2107番地/現・中井2丁目)に住んだ小説家・船山馨Click!の文章に、「孤客」というワードがある。川西政明Click!も、船山馨の文学について語る書籍に、同様のタイトルをつけている。船山馨の『樹里庵箚記』には、次のような詩ともつぶやきともとれる一文が書きとめられていた。  ▼  われはこの世の孤客なれば 一人何処よりか来りて 束の間の旅に哀歓し...

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劉生が「お父さん」と慕う大和屋7代目。

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中村彝はドアに女の顔を描いている。

 下落合464番地の中村彝Click!は、体調の悪化からキャンバスづくりが思うようにできなくなったり、制作用のキャンバスが足りなくなったり、あるいは急に習作を描きたくなったりすると、そこいらにある板片などを画布がわりにして絵を描いていた。それは、ときに菓子箱の裏やストーブにくべる薪がわりの廃材など、油絵の具がのる平面でさえあれば、なんでも活用していたようだ。...

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気になる新聞記事の資料いろいろ。

 このサイトを書くために、昔の多種多様な新聞記事を眺めていると、落合地域とは直接関係がなくても、なんとなく気になる記事にめぐりあうことがある。たとえば、明治時代の新聞には、社会インフラをめぐる事件や事故のニュースが多い。それだけ、いまだ運用技術の精緻さや、それを扱う人間のノウハウやスキルが低く、うっかりミスや勘ちがいが多かったのだろう。中でも、鉄道の事故がことさら目をひく。...

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翔んだカップル・変なカップル。

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落合地域の荒玉水道は1928年より通水。

 落合地域に荒玉水道Click!が引かれたのは、同水道の野方配水塔Click!が1929年(昭和4)に完成し、つづいて翌1931年(昭和6)に大谷口配水塔Click!ができて、砧村の浄水場から板橋町まで全線が竣工・通水したあとだと考えていた。だが、落合地域への給水は野方配水塔ができる2年前、1928年(昭和3)11月1日からスタートしていることが判明した。...

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浅草寺境内の石棺と古墳群。

 この春、久しぶりに浅草寺の伝法院の庭を訪れてみた。同院は、拝観期間が決まっているので、うっかりしていると見逃してしまう。小学生のころ、緒形拳Click!が主演する島田一男の『開化探偵帳』(NHK)というドラマをやっていて、親にせがみ連れていってもらったけれど、以来ほんとうに久しぶりだ。明治の初期、伝法院には屯所(警察署)が置かれており、同ドラマはそこに詰める探索方(刑事)の活躍を描いたものだ。...

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聖母病院が敵国人抑留所になるまで。

 6年ほど前、敵国外国人(敵性外国人)の抑留所として使われた、国際聖母病院Click!について書いたことがある。米軍は、聖母病院を敵国民間人の抑留所として認知しておらず、敗戦直前に同病院へ向けP51とみられる戦爆機が250キロ爆弾を投下Click!している経緯や、日本の敗戦とともに同病院の屋上には「PW(Prisoners of...

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警視庁が牛乳販促ポスターで大顰蹙。

 大正期から昭和初期にかけ、警視庁の衛生部では牛乳の衛生管理にことのほか厳しかったらしい。いや、警視庁に限らず全国の警察署では、牧場や牛舎の建設・運営にはじまり、乳牛の飼育環境から搾乳、牛乳の保管・運搬にいたるまで、大きな権限をもっていて執拗な「指導」を行なっていたようだ。...

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記憶の糸が途切れた武蔵野風景。

 「♪かわる新宿あの武蔵野の~月もデパートの屋根に出る~」と唄われたのは、1929年(昭和4)にヒットした『東京行進曲』Click!だが、戦前から1950年代にかけては、「変わりゆく武蔵野」というフレーズがよく使われている。だが、1960年代から今日までは、「変わりすぎた武蔵野」という表現がいちばんピッタリとくるようだ。...

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チンチンの自力健康器を愛用する藤田嗣治。

 昭和初期に開発されたベストセラー機器に、国民健康振興会が開発し日本・ドイツ・イギリスで特許を取得した「自力健康器」というのがある。国民健康振興会は、神田区一ツ橋1丁目の帝国教育会館内にオフィスがあり、少なからず戦前の教育界とも結びついた省庁の外郭団体(天下り機関)のような臭いがする。...

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落合地域と「大日本職業別明細図」。

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「へび女」が怖い元・少女たち。

 わたしとほぼ同世代の女性に、「子どものころ、なにが怖かったの?」と訊くと、多くの元・少女たちはたいがい楳図かずおの「へび女」と答える。少女漫画を知らないわたしは、その「怖さ」がよくわからず、きっと執念深くどこまでも追いかけてくる、『娘道成寺』の芝居のような筋立てを想像していた。日高川で大蛇(うわばみ)になった清姫が、どこまでも安珍を追いかけてくる、道成寺縁起のストーカー芝居だ。...

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下落合の急坂を駈けくだる中野鈴子。

 …ということで、前回予告しましたように本日からスケジュールがまったく見えない、夜間や休日に少しずつ実施予定の、So-netブログSSL対応メンテナンスに入りますので、今回が最後の記事になります。また、ここでお会いできる日を、楽しみに……。  ★...

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下落合を描いた画家たち・中村忠二。(2)

 「ぐりこ」さんより、主婦へのご褒美の「おまけ」が足りないという、ちょっとお叱りコメント(前記事参照Click!)が寄せられましたので、^^; あとひとつだけ「おまけ」の記事を追加します。これがメンテ作業前の最後ということで、どうぞよろしくお願いします。<(_ _;)> (アイスのジャイアントコーンに「おまけ」なんてないんだけどなぁ)  ★...

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